仕事術5
【登校後~1時間目まで】
子どもが来てからやることをいかに済ませるか。それは主に一日の流れを子どもに理解してもらっているかが大切です。ちなみに本校は朝の打ち合わせはありません。
- 教室に入ってきた子にあいさつ
- 宿題などを提出させる(100均でこうにゅうしたA4のかご3つに、宿題、音読カード、家庭からの連絡物や提出物を提出させる。宿題と音読カードは当番が提出したものを名簿にチェック)
- 提出後に〇付けやハンコ押し
- 朝会、集会、読書、朝自習などを指示
- 移動や自習開始
- 朝の会を始める(この時に連絡帳など家庭からの連絡に返事を書く。また、連絡なく欠席した児童のうちに連絡をしてもらうように職員室に頼む)
- 出席簿を書き廊下に掲示
- 1日の流れを子どもたちに話す(この時に実行委員など休み時間に行うものや委員が参加しなければいけないものは黒板に書いておく)
- トイレ休憩などを行い、その間に宿題など返却し、ファイルにとじさせる。
このような流れで一日は始まります。できるだけ静かに、静かにこれは行っていきます。朝からテンション高めだと一日そのような勢いで終わってしまうので、静かに静かに。それでも、うちのクラスは面白エピソードを毎日誰かが持ってくるので、笑い話がどうしても入ってしまいます。
何をやるかが明確にしておくといいですね。
仕事術4
朝。
これは私が早起きが得意だからやっていることです。起きるとそこから夜(基本的に9時に寝るのですが)まで、生まれてから眠気に襲われたことがほとんどありません。もちろん、宿泊、運動会など行事の後、打ち上げ中などは別ですが、眠気がほとんどありません。
【起きてから出発まで】
- 起きたら水を飲む。
- 布団をきれいにする
- ご飯を準備する(テレビを聞きながら)
- ご飯を食べる
- 歯を磨く
- トイレをすます
- シャワーを浴びる
- 着替える
- 出発する
たったこれだけです。やることは年間で変わりません。迷いなく進めていきます。
【学校についてから子どもが来るまで】
- 出勤印を押し、出勤の表示にし、アレンジャーに入れてある配布物をとり、机に置く。
- パソコンをつける
- 更衣室に行き、着替える
- 茶を入れる
- 机に戻り、前日退出後に配布された資料などを読む。
- 装備を整える(A4の書類が入る多機能バックをもち、筆箱をセットする)
- 必要な書類をプリントアウトして、児童数分印刷する。
- 今日の予定を確認し、手帳に記入
- 順番にタスクを処理する(ここでは、考えないで済むようなことしかしません。入力や出張簿とかアンケート記入など)
- 情報収集(学年、校務のことなどいろいろな人と話す。おしゃべりすきなので)
- 教室に上がり、窓開け、簡単な掃除、生き物の様子を見る
- 昨日の出来事を書く。掲示係がこの後張ってくれます。
- 黒板に朝来てからやることを書き、今日の授業をシュミレーション
もちろん突発的な教員、児童、保護者対応はありますが、このことをこなしていきます。迷わずやっていくことが大切です。朝はあまり考えることがうまくいかないので、次に何をやるかを明確にしておくことが大切です。
仕事術3
仕事術といっても特別なことをするわけではありません。いろいろな以後と術の本を読んでいくと、内容に重なりが多いことが分かっていきます。仕事術をしったからといって極端にやれることが増えるわけではありません。魔法のような方法はあまりありません。
内容が重なるところは、
- タスクリストを作る
- タスクにかかる時間をはかる
- 仕事の仕方を理解する
このことが、まずは大切です。この分析をした結果、適切な時間に、適切な仕事を行っていくことが大切です。私は、Lifehackという言葉を知ってから、日々のライフログをとるようになりました。基本的には、iphoneのアプリを使っています。ツールは何でも構いません。
そこで、一日の過ごし方をこれから複数回に分けて記していきます。
仕事術1
さて、学校現場ではこのようなことがされているでしょうか。というか、仕事術いう視点で初任者などを見る機会はほとんどないように思えます。
数年前、2校目に赴任して、厳しい副校長のもと仕事をすることになりました。しかし、厳しくはあるけれどもかなりの実践家。教えてもらうことはたくさんありました。ある飲み会の時に、「○○副校長先生は、どのようにして研究主任の仕事をされていたのですか?」
と聞きました。
そのとき、「初めて、そんなこと聞かれた。」
と言って、たくさん仕事の仕方(仕事術)について教えてもらいました。
実はみんながたくさんの仕事術を持っています。というか、持っていない人はいないですよね。それが、指導技術や板書など、指導技術に偏っているのが学校現場です。
このところ、仕事術への話題も増えてきていますが、このようなことをもっと若手に教えていきたいです。
教育技術 4年7月号
子どもたちと授業をつくるということはとてもいいフレーズですが、なかなかうまくいきません。特に私のような普通以下の教師だと。
そのため、いろいろなツールを使用しています。ICT、板書、班会議などなど。
その中で思考のすべについて、教育技術4年の7月号に載っていた東京都町田市鶴川第二小学校が活用して掲示物にはかなり惹かれました。
くらべる、なかまわけ、つなげる、まとめる。
この4つの言葉をもとにして授業を組み立てていくと。
何かワクワクしてきました。
算数研究授業1
4年 わり算の筆算1で研究授業を行いました。17時間の15時間目。暗算です。
事前の検討でみんなに暗算をどうやっているか話してもらいました。
ちなみに本校では、指導案ができてからの検討はしていません。どこを本時にやるか、そして、板書を書いてもらって検討します。
指導案ができていると確かに細微にわたって話し合うことはできますが、大きな変更はできません。
ベテランならそんなに問題はありませんが、若手の授業だとたまに大きな変更が必要だったり、最悪指導案が丸ごと変更なることがあります。
そんな無駄を省くため、何より全員が研究に携わることという視点からそうやってます。
今年は推進委員長ということもありますが、結果を検証できないものは研究にはなりえないということを話してあります。
授業については、また、後ほど