小学校教諭のお仕事

おじさん小学校の先生の日々の仕事について書いてます

実践の提案

 私が勤めている自治体では、月に一度各学校が集まり、教科・領域に分かれて研究会が行われています。今回は私の番でした。

 

 提案は質疑も含めて、30分程度。この提案に向けて、資料の作成を行わなければいけません。これが、面倒だなといつも思っています。もちろん大切な研修ですし、自分のためにもなるのはわかっていますが、億劫なのは誰もがですね。

 

 自分だけがわかる文章を書いてしまっては、説明ばかりになってしまいいい研修にはなりません。かといって詳しすぎても、作成に時間がかかります。

 では今回私がどのようにして作成していったのかを、記していきます。

 

  1. どの教科の、どの単元でやるか決め、清書する日を決める
  2. 資料を集める(過去の指導案のコピーやインターネットで検索)
  3. 単元目標や指導計画などコピペできるものは、コピペして提案文章に貼る
  4. 自分が今回主張したいことを練る(頭の中で)
  5. 本時案や主張したいことを下書きする。(←自分がいけると思ったら)
  6. 清書する

 

 1~5までを清書する日まで、隙間時間に行っていきます。一日1分でも10分でもいいです。毎日ちょっとずつ考えることで、まとまります。全部書こうとするとくじけます。

 

 ちなみに清書は45分間と区切っています。それ以上やろうとするときは、結構行き詰っているときが多いので、無理にその日に仕上げず、清書日を後日に回します。

 

 今回は清書日が3回でした。提案30分に対して、作成に2時間半程度かかりました。もちろん考えている時間はもっとあるのですが、まあまあ無理なくできました。

 

 実践の提案は完全なものであればあるほど、逆に質問が少なくなることも多いです。自分なりに70%くらいの完成度であれば会が盛り上がることが多いです。