教務主任になって
自分が学級担任のとき。とくに若いころは、
「なんで、こうしないのか?」
「もっと、ああしたらいいのに。」
など、けっこう教務主任対して思うところがありました。
しかし、年れを重ねるに従い教務主任の先生たちが、学校でのいろいろなバランスを考えて動いてくださっていることがわかってきました。自分自身が教務主任になる際には、そのようなバランスとった言動ができるかが一番心配でした。
とくに、管理職に対しても、ガンガン反抗してしまう自分が教務主任という立場でそのようなことをやってしまうと、職員間のバランスは確実におかしくなることが分かっていたからです。やれるか・・・。いややらねば・・・。
いまでも、よく管理職の先生たちともめますが、解決策を探り、そのことを引きずらないようにしています。特に今年は、
を知り、心地よく仕事ができています。
教務主任は、学校での唯一の中間管理職のように思えます。この経験を30代で経験することは、学校では少ないです。
冬休み中に、それをふり返っていきます。
教務主任になってまずやったこと
教務主任を、前年度の1月にお願いされ、特に、悩むことなく引き受けました。今までの経験でお願いされた人たちは一様に、
「え~~。」
という、反応でした。私が一緒に働いていた学校の教務主任は、皆が授業・児童指導・人格が素晴らしい人たちで、なにより、まだまだ、学級担任をやりたいという人たちだったからです。
「教務主任は忙しい」
それが分かっているからこそ、学級担任をやりながらは無理、または、どちらかがおろそかになるという不安からだったからだと思います。
その点、私は学級運営は、あまりうまくありません。よくも、わるくも、普通です。しかし、自分の得意分野ははっきりとしていて、事務処理と職員の連絡調整です。
この強みを、管理職はよく理解してくださっていて、30代で教務主任に抜擢してくれました。互いの利害は一致していたので、特に迷うことなく教務主任を引き受けました。
しかし、前回書いたように、私は怒りっぽいのでそのことだけは心配でした。
さて、内示を受けさっそく動き始めたことは、次年度の教育課程の編成と4月の職員会議と行事の作成です。
それぞれについて、次回詳しく。
わかりました。