宿題
私は、小、中、高2までまったく宿題や勉強をしていませんでした。数学は好きなので行き帰りのバスでやっていましたが、それ以外は全くやってていませんでした。
高2からある理由で勉強をしないといけなくなり、そこから寝る間も惜しんで、小学校から勉強をやり直し、何とか浪人1年で大学に受かることができました。
そんな私が子どもたちに宿題を出すのはいかがなものかとよく思ってはいます。なぜ宿題が必要かを自分自身で納得していないと子どもたちに本気になれないので、上記の話を年度初めにします。
私が高校2年で勉強を始めたとき一番つらかったことは、勉強がわからないとか、どこから手を付ければいいかなどではなく、まず座って勉強を一人でするということでした。
ゲームなら、漫画なら・・・。
鉛筆(シャーペン)を持ち座ってノートに書く。これだけが異常な苦痛でした。たった30分を耐えきれませんでした。
(小学生の)宿題に完璧は求めていませんし、宿題をすることで学力が上がるとは思いませんが、座って勉強する習慣を身に着けることは後々とても有効なことだと思います。そのために宿題を出しています。
仕事術6(休み時間の過ごし方)
【休み時間の過ごし方】
授業が始まると、そこの工夫は子どものためのの時間ですので、仕事術とはちょっと違うかなと思います。
休み時間の過ごし方は、大切です。何より子どもとの時間にあてています。実行委員会、係の仕事の補助、おしゃべり、そして一緒に遊ぶこと。
私はできるだけ一緒に遊びます。たった10分、15分でも遊ぶことで分かることが多いですよね。何よりダイエットになります。私のクラスの子どもたちは、サッカーと増え鬼(鬼ごっこの鬼がタッチされると増えていくもの)が好きなので代替ローテーションでどちらかをやっています。
昨年までと違い遊ぶ時間が多いせいか、みるみる体重が減りました。現在1月の体重から4.5kgも減りました。
ありがとう子どもたち!!
というわけで休み時間は、事務仕事や〇付けなどしません。お茶も飲みません。遊びます。
仕事術5
【登校後~1時間目まで】
子どもが来てからやることをいかに済ませるか。それは主に一日の流れを子どもに理解してもらっているかが大切です。ちなみに本校は朝の打ち合わせはありません。
- 教室に入ってきた子にあいさつ
- 宿題などを提出させる(100均でこうにゅうしたA4のかご3つに、宿題、音読カード、家庭からの連絡物や提出物を提出させる。宿題と音読カードは当番が提出したものを名簿にチェック)
- 提出後に〇付けやハンコ押し
- 朝会、集会、読書、朝自習などを指示
- 移動や自習開始
- 朝の会を始める(この時に連絡帳など家庭からの連絡に返事を書く。また、連絡なく欠席した児童のうちに連絡をしてもらうように職員室に頼む)
- 出席簿を書き廊下に掲示
- 1日の流れを子どもたちに話す(この時に実行委員など休み時間に行うものや委員が参加しなければいけないものは黒板に書いておく)
- トイレ休憩などを行い、その間に宿題など返却し、ファイルにとじさせる。
このような流れで一日は始まります。できるだけ静かに、静かにこれは行っていきます。朝からテンション高めだと一日そのような勢いで終わってしまうので、静かに静かに。それでも、うちのクラスは面白エピソードを毎日誰かが持ってくるので、笑い話がどうしても入ってしまいます。
何をやるかが明確にしておくといいですね。
仕事術4
朝。
これは私が早起きが得意だからやっていることです。起きるとそこから夜(基本的に9時に寝るのですが)まで、生まれてから眠気に襲われたことがほとんどありません。もちろん、宿泊、運動会など行事の後、打ち上げ中などは別ですが、眠気がほとんどありません。
【起きてから出発まで】
- 起きたら水を飲む。
- 布団をきれいにする
- ご飯を準備する(テレビを聞きながら)
- ご飯を食べる
- 歯を磨く
- トイレをすます
- シャワーを浴びる
- 着替える
- 出発する
たったこれだけです。やることは年間で変わりません。迷いなく進めていきます。
【学校についてから子どもが来るまで】
- 出勤印を押し、出勤の表示にし、アレンジャーに入れてある配布物をとり、机に置く。
- パソコンをつける
- 更衣室に行き、着替える
- 茶を入れる
- 机に戻り、前日退出後に配布された資料などを読む。
- 装備を整える(A4の書類が入る多機能バックをもち、筆箱をセットする)
- 必要な書類をプリントアウトして、児童数分印刷する。
- 今日の予定を確認し、手帳に記入
- 順番にタスクを処理する(ここでは、考えないで済むようなことしかしません。入力や出張簿とかアンケート記入など)
- 情報収集(学年、校務のことなどいろいろな人と話す。おしゃべりすきなので)
- 教室に上がり、窓開け、簡単な掃除、生き物の様子を見る
- 昨日の出来事を書く。掲示係がこの後張ってくれます。
- 黒板に朝来てからやることを書き、今日の授業をシュミレーション
もちろん突発的な教員、児童、保護者対応はありますが、このことをこなしていきます。迷わずやっていくことが大切です。朝はあまり考えることがうまくいかないので、次に何をやるかを明確にしておくことが大切です。
仕事術3
仕事術といっても特別なことをするわけではありません。いろいろな以後と術の本を読んでいくと、内容に重なりが多いことが分かっていきます。仕事術をしったからといって極端にやれることが増えるわけではありません。魔法のような方法はあまりありません。
内容が重なるところは、
- タスクリストを作る
- タスクにかかる時間をはかる
- 仕事の仕方を理解する
このことが、まずは大切です。この分析をした結果、適切な時間に、適切な仕事を行っていくことが大切です。私は、Lifehackという言葉を知ってから、日々のライフログをとるようになりました。基本的には、iphoneのアプリを使っています。ツールは何でも構いません。
そこで、一日の過ごし方をこれから複数回に分けて記していきます。
仕事術1
さて、学校現場ではこのようなことがされているでしょうか。というか、仕事術いう視点で初任者などを見る機会はほとんどないように思えます。
数年前、2校目に赴任して、厳しい副校長のもと仕事をすることになりました。しかし、厳しくはあるけれどもかなりの実践家。教えてもらうことはたくさんありました。ある飲み会の時に、「○○副校長先生は、どのようにして研究主任の仕事をされていたのですか?」
と聞きました。
そのとき、「初めて、そんなこと聞かれた。」
と言って、たくさん仕事の仕方(仕事術)について教えてもらいました。
実はみんながたくさんの仕事術を持っています。というか、持っていない人はいないですよね。それが、指導技術や板書など、指導技術に偏っているのが学校現場です。
このところ、仕事術への話題も増えてきていますが、このようなことをもっと若手に教えていきたいです。