手帳
いろいろなガジェットが好きで、活用してましたが、昨年から久しぶりに手帳を購入して書くことをやってます。
「去年なにしてたっけ。」
「いつ、○○に行ったっけ。」
ぐらいの活用しかしないので。
ではなぜ、紙の手帳かというと、教務主任をやっていると突発的な話し合いがよく入ります。
①管理職
②保護者やPTA
③地域への方々
④先生たち
どれにも言えますが、パソコンや携帯を持って話しはなかなか難しいです。何より、そんなに落ち着いて始まらないことが多いです。
そのため、直ぐに書け、なおかつ、それなりに見える手帳が必要でした。
卒業式①
教務の仕事で、大舞台は入学式と卒業式です。といっても、主役は新入学児童と卒業生ですが、提案から当日までの準備、司会とそのマネージメントが問われる大きな仕事です。
うまくやって当たり前で、何かあれば一年間引きづる大変な行事です。(体育部の運動会も同様ですね。)
さて、今回は卒業式について。
卒業式の提案は本校では、12月の職員会議で行います。そのため、11月には計画の立案に動き始めます。行事部の先生と昨年度の反省をもとに今年はどうするか、考えていきます。ちなみに本校は単級か2クラスですので、その年により入退場を工夫しなければなりません。単級なりの難しさがあります。
何回かに分けて、卒業式について書いていきます。
地域やPTA役員と
教務主任になると、今まで以上に地域の方々やPTA役員と関わることが多くなります。
もともと、そのような付き合いが好きなので特に悩むことはありませんでしたが、教務主任だと行事の一つひとつでどのように関わってもらうのかを考えていかないといけません。
また、学校の考えと地域・PTAの考え方にズレがある時があるので、それを調整していく必要があります。
その際、互いに学校のためとおもってやっているので、うまく調整できないこともあります。これは、付き合いの長さや時間に比例して調整していくことができます。相手を納得させる、良い案だから通るとは、必ずしもいえません。会社などとは違い、学校は職員以外はボランティアで成り立っています。また、○年前からの伝統などがあります。
ボランティアの方に無理はさせられない、伝統はなかなか崩せないですが、そこは付き合いでカバーすることができます。だからといって特別なことをするわけではありません。できるだけ、頻繁に会い話をしていくことが大切だと思っています。
・学校だよりを届ける
・学校行事には必ず招待し、その際には話をする
・職員でわからないことがあった時はすぐに助けを求める
もちろん、何かにつけてあっています。私は時間の長さが付き合いの深まりにつながると思っているので、ちょこちょこ会いに行きますし、電話します。
現任校に赴任してまだ3年ですが、おかげで多くの方と知り合うことができています。
職員室の机上(デュアルディスプレイ)
職場では、デュアルディスプレイの環境を構築しています。赴任したときに外部ディスプレイを机の上に設置していたら、
「どうして二ついるの?」
と質問されることが多かったです。
確かに一つでいいのですが、事務処理をするときに便利です。以前作成した提案を更新するときなど、片方の画面に以前のものを、もう片方に新たに作成しているものを表示させると違いを確認しながら、作業ができます。
作業効率が
「ググっと」
上がると実感しています。
横幅に広いモニターでもいいのではないかと、言われた時がありますが、ゲームや映画とは違い、仕事では2つのモニターの縁が思考の切り替えも促してくれているように思います。
なかなか一つの仕事にだけ集中できるわけでもないので、片方の画面は週案(隙間時間にやること)、もう片方(メインモニター)は指導案(時間をかけてやること)みたいに分けてもいます。
おすすめなのですが、周りでやっている人を今のところ、学校で見たことがありません。
「仕事早いですね。」
と言われるので勧めるのですが、やってくれません。
まあ、ビジュアルの問題もあるのでしょう。
また、対面の人と話すとき、見えないのはちょっと難儀です。
頼りにされること
教務主任になると一気に変わることことがあります。それは子供と関わらないようにり、職員を含めて大人と関わることがとても多くなるということです。
特に私の場合は、パソコンが好きなこと、事務処理全般が好きなこと、もののありかをよく知ってことで、質問を受けることが以前にくらべ多くなりました。
もちろんですが教育課程についてや時間割など教務に関する仕事については増えました。
そのようなことになり、最初は
「どうしようか。」
「自分の仕事ではないのに。」
「自分の仕事でないから、振ればいいかな。」
ともおもっていましたが、ある本で紹介されていた文章で、気持ちが楽になりました。
人から信頼され人のためになる仕事ができる。それが自分自身の存在意義です。
これは私が教務主任として、一番大事にしていることです。
いつまでも若手の頃のような仕事はできません。教員生活はあと25年近くありますが、そろそろ折り返し地点。自分自身が頼りにされるよう(本当の意味で)にがんばっていきたいです。
人に頼られるような教務主任になってみたいです。
教務主任になってまずやったこと
教務主任を、前年度の1月にお願いされ、特に、悩むことなく引き受けました。今までの経験でお願いされた人たちは一様に、
「え~~。」
という、反応でした。私が一緒に働いていた学校の教務主任は、皆が授業・児童指導・人格が素晴らしい人たちで、なにより、まだまだ、学級担任をやりたいという人たちだったからです。
「教務主任は忙しい」
それが分かっているからこそ、学級担任をやりながらは無理、または、どちらかがおろそかになるという不安からだったからだと思います。
その点、私は学級運営は、あまりうまくありません。よくも、わるくも、普通です。しかし、自分の得意分野ははっきりとしていて、事務処理と職員の連絡調整です。
この強みを、管理職はよく理解してくださっていて、30代で教務主任に抜擢してくれました。互いの利害は一致していたので、特に迷うことなく教務主任を引き受けました。
しかし、前回書いたように、私は怒りっぽいのでそのことだけは心配でした。
さて、内示を受けさっそく動き始めたことは、次年度の教育課程の編成と4月の職員会議と行事の作成です。
それぞれについて、次回詳しく。
わかりました。