職員室での話しから
私は現在、担任を持たずある役職をしています。そのため今年職場に新たに入ってきた先生たちは私がどういう学級経営をしていたのか知りたいようです。
隣にすわっている大学出たての新任の先生はやる気にあふれ、とても人当たりの良い方です。一番好感が持てる点が、すぐに聞いてくれるところです。私は教師なので、教えたがりですが、聞かれないとなかなか教えにくいことがあります。
その先生から最近あった質問が、どうやって教材研究やスケジュール管理をしていますかというものでした。そこで話したものをこれから記事にしていこうと思います。
子どもの様子
私は現在担任ではないため、朝、校門や昇降口に立ち登校してくる子どもたちに挨拶したり、一緒に子どもたちについてきてくれる保護者の方と話をしたりしています。
挨拶をすると返してくれる子、自分から挨拶してくる子、そのまま行ってしまう子、けがをしている様子の子、そして、何か朝から困ったような子がいます。
このような子どもたちの中で、困っている子を発見し、声を掛けたり、話を聞いたりするだけでその子が少し楽になるのかなと思って毎日立っています。
忘れ物をした、授業が苦手、友達とトラブルがあった・・・。これを解決していくのが学校での活動ですが、それを後ろから支えることで、その日一日がすごく楽しくなるのはないかなと思っています。
子どもたちを後ろから支えることができる残り半年にしたいです。
実践の提案
私が勤めている自治体では、月に一度各学校が集まり、教科・領域に分かれて研究会が行われています。今回は私の番でした。
提案は質疑も含めて、30分程度。この提案に向けて、資料の作成を行わなければいけません。これが、面倒だなといつも思っています。もちろん大切な研修ですし、自分のためにもなるのはわかっていますが、億劫なのは誰もがですね。
自分だけがわかる文章を書いてしまっては、説明ばかりになってしまいいい研修にはなりません。かといって詳しすぎても、作成に時間がかかります。
では今回私がどのようにして作成していったのかを、記していきます。
- どの教科の、どの単元でやるか決め、清書する日を決める
- 資料を集める(過去の指導案のコピーやインターネットで検索)
- 単元目標や指導計画などコピペできるものは、コピペして提案文章に貼る
- 自分が今回主張したいことを練る(頭の中で)
- 本時案や主張したいことを下書きする。(←自分がいけると思ったら)
- 清書する
1~5までを清書する日まで、隙間時間に行っていきます。一日1分でも10分でもいいです。毎日ちょっとずつ考えることで、まとまります。全部書こうとするとくじけます。
ちなみに清書は45分間と区切っています。それ以上やろうとするときは、結構行き詰っているときが多いので、無理にその日に仕上げず、清書日を後日に回します。
今回は清書日が3回でした。提案30分に対して、作成に2時間半程度かかりました。もちろん考えている時間はもっとあるのですが、まあまあ無理なくできました。
実践の提案は完全なものであればあるほど、逆に質問が少なくなることも多いです。自分なりに70%くらいの完成度であれば会が盛り上がることが多いです。
自習1
研究授業のため、4.5時間目は自習でした。自習の時の子供達の過ごし方はとても大切ですね。本来の子供達の姿がでます。
今日はプリント学習のあとは係りの活動をしていいと伝えました。ちなみに研究授業は両隣りのクラス。
うるさくなるようでしたら、すぐに気づきます。研究主任のためできれば授業は最初から最後まで見ていたい。でも、、、、。
という不安がありましたが、子どもたちのところに戻ることはありませんでした。実際にはあとからくる先生にどうですかと聞くと、ちゃんとやってるよ。隣のクラスに気を使ってささやき合っているよとか。
研究授業のことよりこのことの方が今日は充実感がありました。
やっぱりこの子供達素敵すぎます